最終更新日:2025年6月30日
【例文あり】未経験からITコンサルタントに転職するときの志望動機は?書き方や例文を紹介
未経験から事務職への転職を検討している方にとって、志望動機の作成は大きな壁となることがあります。事務職は人気の職種であり、競争率も高いため、採用担当者の心に響く志望動機を作成することが重要です。
本記事では、未経験者が事務職への転職を成功させるための志望動機の書き方について、具体的な例文を交えながら詳しく解説します。
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志望動機の書き方を紹介する前に事務職について詳しくなっておきましょう。職への理解力は志望度の高さをアピールできる簡単な方法であり、欠かせない要素のひとつです。
ここでは事務職の仕事内容や求められる能力について解説していきます。
事務職の仕事は一般事務・営業事務・経理事務・医療事務に分かれており、それぞれ行う業務に大きな違いがあります。一般事務は書類作成や伝票入力、電話対応といった最もイメージしやすい事務職の仕事です。
一方、営業事務や経理事務はそれぞれの部署のサポート役を担当することが多く、見積書や請求書などの書類作成やデータ集計、日頃の伝票整理や給与計算などを行います。医療事務はそれらの事務職とは違い、病院などで受付業務をおこなったり、診療の受付や会計、診療報酬請求などの仕事を担当します。また、ほかにも学校事務・大学事務、貿易事務などがあり、多種多様な業務があるのが事務職の特徴のひとつといえるでしょう。
事務職には、PCスキル(Word、Excel、PowerPointなど)、コミュニケーション能力(電話・来客対応、社内外連携)、事務処理能力(書類整理、データ入力、請求書作成など)、正確性・丁寧さ、集中力、問題解決能力、柔軟性・適応力、責任感、秘匿保持意識が求められます。
語学力は必須ではありませんがあると有利です。これらのスキルは経験や学習で習得可能ですが志望動機を考える際に仕事への活かし方を説明することが重要です。
ここでは事務未経験の方が志望動機を書く際のポイントをいくつか紹介していきます。志望動機は転職活動において重要な役割を担っており、志望先の企業へ自分をアピールできるポイントですので時間がかかってもしっかり作成しましょう。
効果的な志望動機を書けるようになるには、ここからご紹介する5つのポイントを抑えておくことが重要です。
事務職への転職を希望する理由を明確にすることは、説得力のある志望動機を作成する第一歩です。「なんとなく事務職が良さそう」という曖昧な理由では、採用担当者に熱意が伝わりません。
作成方法としてまず、自分自身に「なぜ今の仕事から事務職に転職したいのか」、「事務職のどのような点に魅力を感じているのか」を問いかけてみてください。例えば、「細かい作業が得意で、正確性を活かせる仕事がしたい」「チームをサポートする立場で組織に貢献したい」「ワークライフバランスを重視しながら、安定した環境で働きたい」など、具体的な理由を整理することが大切です。
また、現在の仕事での経験や不満な点を振り返り、事務職であればそれらが解消できると考える根拠も明確にしておきましょう。このプロセスを通じて、自分の価値観や働き方の希望が明確になり、より説得力のある志望動機につながります。
未経験者が最も不安に感じるのは、「事務経験がないこと」です。しかし、事務職で必要とされるスキルは、他の職種でも培うことができます。重要なのは、これまでの経験を事務職の視点で再評価し、アピールポイントとして整理することです。
例えば、販売職の経験がある方なら、「顧客対応で培ったコミュニケーション能力は、社内外との連絡調整に活かせます」とアピールできます。製造業の経験者なら、「品質管理で培った細部への注意力は、書類作成やデータ入力の正確性につながります」と表現できるでしょう。
PCスキルについても、基本的な操作ができることをアピールしましょう。Word、Excel、PowerPointなどの使用経験があれば具体的に記載し、独学で勉強中の場合もその姿勢を示すことが大切です。また、電話対応やメール作成など、現職で日常的に行っている業務があれば事務職で活かせるスキルとして積極的にアピールしましょう。