未経験の職種へ転職

【例文あり】未経験からWebエンジニアに転職するときの志望動機は?書き方や例文を紹介

最終更新日:2025年7月30日

目次

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  • Webエンジニアとは?
    • Webエンジニアの主な仕事内容
    • Webエンジニアに求められるスキル
  • Webエンジニア未経験で志望動機を書く時の書き方
    • Web開発の学習経験と制作物を具体的にアピールする
    • 現職でのWeb関連経験や改善提案力を技術視点で表現する
    • フロントエンドとバックエンドの基礎知識をバランス良く示す
    • ユーザー視点とデザイン感覚の重要性を理解していることを示す
    • 最新のWeb技術トレンドへの関心と学習計画を記載する
  • 一人で志望動機作成が難しい場合は転職エージェントを頼ろう
  • 【例文あり】未経験からWebエンジニアへ転職する際の志望動機3選
    • 例文1:マーケティング職からWebエンジニアへの転職
    • 例文2:グラフィックデザイナーからWebエンジニアへの転職
    • 例文3:営業事務からWebエンジニアへの転職
  • 効果的な志望動機でWebエンジニアへの可能性をひろげよう
【例文あり】未経験からWebエンジニアに転職するときの志望動機は?書き方や例文を紹介

Webエンジニアは、私たちが日常的に利用するWebサイトやWebアプリケーションを開発し、インターネット上でのユーザー体験を創造する職種です。スマートフォンの普及やDXの加速により、優れたWebサービスへのニーズは急速に高まっており、Webエンジニアの需要は今後も拡大し続けることが予想されます。フロントエンドからバックエンドまで幅広い技術領域があり、自分の興味や適性に合わせてキャリアを築けるのはWebエンジニアの魅力といえます。

本記事では、未経験からWebエンジニアを目指す方に向けて、採用担当者の心を掴む志望動機の書き方を、具体的な例文とともに詳しく解説します。書類作成や面接対策など未経験からWebエンジニアへの転職にお困りなら未経験職種/業種の転職サポートに強いボレロキャリアにご相談ください。

Webエンジニアとは?

志望動機の書き方を紹介する前にまずはWebエンジニアという職種について詳しくなっておきましょう。職への理解力は志望度の高さをアピールできる簡単な方法であり、欠かせない要素のひとつです。

ここではWebエンジニアの仕事内容や求められる能力について解説していきます。

Webエンジニアの主な仕事内容

Webエンジニアはユーザーのニーズを理解し、使いやすく価値のあるWebサービスを設計・開発し、継続的に改善していくWeb専門の技術者です。フロントエンド開発(HTML/CSS/JavaScript)から、バックエンド開発(サーバーサイドプログラミング)、データベース設計、API開発、パフォーマンス最適化、セキュリティ対策など幅広い領域で活躍しており、あらゆるものがデジタル化している現代においてはとても重要な役割を担っています。

志望動機を書く際には、仕事内容をしっかりと理解したうえで「ユーザーに直接価値を届けられるWebサービス開発に魅力を感じる」「フロントエンドとバックエンドの両方を学び、フルスタックエンジニアを目指したい」など、Webエンジニアとして働くことを具体的にイメージできていることを示すことが大切です。

Webエンジニアに求められるスキル

Webエンジニアは関わる作業が多い職種であり、それだけ必要とされるスキルも多岐にわたります。フロントエンドやバックエンドなど、それぞれに必要な技術スキルは異なりますが、一般的に未経験者が身につけるべき基本スキルとしては以下が挙げられます。

  • フロントエンド HTML, CSS, JavaScript, フレームワーク(React, Vue.jsなど)
  • バックエンド サーバーサイド言語(PHP, Ruby, Python, Node.jsなど)、データベース
  • 共通スキルGit, コマンドライン操作、基本的なアルゴリズムの理解

これらをゼロから習得するには、3〜6ヶ月程度の集中的な学習期間が必要とされることが多いです。ただし、未経験での転職の際にそこまで集中して学習する時間がない人は、簡単なWebサイト制作レベルであれば、1〜2ヶ月で基礎を身につけることもできるので必ずやっておきましょう。

実査にWebエンジニアとしてWeb業界で活躍するにはどの程度の難易度があるのでしょうか。下記の記事ではWeb開発業界へ未経験転職するさいの転職難易度について解説しています。興味がある人はぜひ参考にしてみてください。

関連記事:未経験でWebデザイン業界へ転職する際の難易度は?

Webエンジニア未経験で志望動機を書く時の書き方

ここではWebエンジニア未経験の方が志望動機を書く際のポイントをいくつか紹介していきます。志望動機は転職活動において重要な役割を担っており、志望先の企業へ自分をアピールできるポイントですので時間がかかってもしっかり作成しましょう。

効果的な志望動機を書けるようになるには、ここからご紹介する5つのポイントを抑えておくことが重要です。

Web開発の学習経験と制作物を具体的にアピールする

未経験者が最も強くアピールすべきは、既に始めているWeb開発の学習内容と、実際に作った制作物です。「これから学びます」ではなく、「既にここまで作れるようになりました」という実績を示すことが重要です。

学習内容を具体的に記載しましょう。「HTML/CSSで静的サイトを10個以上制作」「JavaScriptでインタラクティブな機能を実装」「Reactを使ってSPAを開発」「Node.jsとExpressでRESTful APIを構築」など、習得した技術と制作経験を明確に示します。

ポートフォリオサイトは必須です。「レスポンシブ対応のポートフォリオサイトを自作」「GitHubでソースコードを公開し、コミット履歴で学習過程を可視化」「実際に公開しているWebサービスのURLを提示」など、見て触れる形で実力を証明しましょう。

現職でのWeb関連経験や改善提案力を技術視点で表現する

Web開発未経験でも、現職でのWeb関連の経験や、改善提案力をWeb開発の視点で表現することで、適性をアピールできます。

「自社のWebサイト改善を提案し、CVRを20%向上させた」「Google Analyticsでユーザー行動を分析し、改善点を特定」「WordPressでコンテンツ更新を担当し、基本的なHTML/CSSを習得」など、Web に関わる経験を記載します。

マーケティング職なら「ランディングページの改善提案でA/Bテストを実施」、デザイナーなら「Webデザインの経験を活かし、実装まで一貫して担当したい」、営業職なら「顧客の要望を整理し、機能要件に落とし込む経験」など、職種ごとの強みをWeb開発に結びつけます。

フロントエンドとバックエンドの基礎知識をバランス良く示す

Webエンジニアとして、フロントエンドとバックエンドの両方の基礎知識を持っていることは大きな強みです。どちらかに特化するにしても、全体像を理解していることをアピールしましょう。

フロントエンドについては、「HTML5のセマンティックマークアップを意識」「CSS3でアニメーションを実装」「JavaScriptでDOM操作とイベント処理を実装」「Reactの基本的なコンポーネント設計を理解」など、段階的な学習を示します。

また、開発環境についても言及しましょう。「Gitでバージョン管理を実践」「VS Codeでの効率的な開発環境を構築」「Dockerで開発環境を統一化」など、実務で使用するツールへの理解も重要です。

ユーザー視点とデザイン感覚の重要性を理解していることを示す

優れたWebエンジニアには、技術力だけでなく、ユーザー視点とデザイン感覚も求められます。これらの資質を持っていることを、具体例を挙げて示しましょう。

「ユーザビリティテストを実施し、UIを改善」「モバイルファーストで設計し、様々なデバイスでの使いやすさを検証」「配色やタイポグラフィにこだわり、読みやすさを追求」など、ユーザー体験を重視していることを記載します。

現職での顧客対応経験も活かせます。「顧客の声を直接聞いてきた経験から、ユーザーニーズを的確に把握できる」「サービス業での経験から、使う人の立場に立った設計ができる」など、ユーザー理解の強みをアピールしましょう。

最新のWeb技術トレンドへの関心と学習計画を記載する

Web技術は日々進化しており、常に新しい技術やトレンドが登場します。最新技術への関心と、継続的な学習意欲を持っていることを示しましょう。

「Progressive Web Apps(PWA)について学習し、オフライン対応のWebアプリを試作」「WebAssemblyの可能性に注目し、パフォーマンス向上の手法を研究」「JAMstackアーキテクチャでの静的サイト生成に挑戦」など、先進的な技術への取り組みを記載します。

フレームワークの動向も把握していることを示しましょう。「Next.jsでSSR/SSGを実装し、SEOとパフォーマンスを両立」「Vue.js 3の Composition APIを学習中」「Svelte の革新的なアプローチに興味を持ち、小規模プロジェクトで試用」など、主要フレームワークへの理解を示します。

一人で志望動機作成が難しい場合は転職エージェントを頼ろう

多くの転職エージェントでは求人の紹介に合わせて履歴書を添削してくれるサービスを無料で受けることができます。面談を通して経験や強みを一緒に整理してくれますし、転職エージェントが紹介した求人に対してであれば担当のカウンセラーが、志望する企業のWebエンジニアが求めているスキルや経歴を考慮した志望動機を作成してくれます。

未経験職種への転職は企業ごとに対策が異なり、アピールすべきポイントも変わってくるため一人で効果的な志望動機を作成するのは中々難しい部分があります。また、志望動機作成に限らず書類や面接で不安があったり、そもそもWebエンジニア自体が自分に合った仕事がわからないなどの悩みがある人にも無料で求人紹介や内定までのサポートをしてくれる転職エージェントは便利です。

Webエンジニアに未経験から転職するのが不安な方は、未経験業界や未経験職種への転職支援を得意とする「未経験転職ドットコム」を運営している 「ボレロキャリア」 への相談をしてみてください。

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【例文あり】未経験からWebエンジニアへ転職する際の志望動機3選

これまでWebエンジニアを志望するときの志望動機の書き方のポイントを紹介してきました。志望動機の書き方について理解したら実際にどのような志望動機を書いていく前に、Webエンジニアを目指す場合のいくつかの志望動機の例文を確認していきましょう。

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