最終更新日:2025年8月31日
【例文あり】未経験から動画編集者に転職するときの志望動機は?書き方や転職難易度を紹介
モーションデザイナーは、静止画に動きと生命を吹き込み、視覚的なストーリーテリングを実現するクリエイティブな職種です。動きによる表現力が求められるこの職種は、グラフィックデザインと映像表現の融合に魅力を感じる人にとって理想的なキャリアです。
本記事では、未経験からモーションデザイナーを目指す方におすすめの採用担当者に響く志望動機の書き方を、具体的な例文とともに詳しく解説します。書類作成や面接対策など未経験からモーションデザイナーへの転職にお困りなら未経験職種/業種の転職サポートに強いボレロキャリアにご相談ください。
志望動機の書き方を紹介する前にまずはモーションデザイナーという職種について詳しくなっておきましょう。職への理解力は志望度の高さをアピールできる簡単な方法であり、欠かせない要素のひとつです。
ここではモーションデザイナーの仕事内容や求められる能力について解説していきます。
モーションデザイナーは静止画やCGモデルを使った視覚的な表現で、メッセージをより効果的に伝える動的表現のスペシャリストです。モーションデザイナーの活躍の場はゲーム業界だけでなく、アニメ、映画、CMなど、様々です。モーションデザイナーの業務は、コンセプト立案、ストーリーボード作成、デザイン制作、アニメーション設定、エフェクト追加、音との同期、レンダリング・書き出しなど多岐にわたります。また、2Dアニメーション、3Dモーション、キネティックタイポグラフィ、インフォグラフィックアニメーションなど多岐にわたります。
志望動機を書く際は、「なぜモーションデザイナーになりたいのか」を明確に伝えるように意識して作成しましょう。「静止画では表現できない動きの魅力に惹かれる」「時間軸を使った新しい表現方法を追求したい」「動きでブランドに生命を吹き込みたい」など、モーションデザインへの情熱と理解を示すことが大切です。
結論からお伝えすると、未経験からモーションデザイナーへの転職は比較的難しいと言えるでしょう。モーションデザイナーへの未経験転職は以下の4つの理由から難しいと言われています。
これらの理由からモーションデザイナーへの未経験転職は難しいと言われており、特にアニメーションの知識や3DCGソフトの操作スキルが習得までに多くの時間が必要になることから、即戦力が求められるモーションデザイナーへの転職を難しくしている最大のポイントと言えます。
ここではモーションデザイナー未経験の方が志望動機を書く際のポイントをいくつか紹介していきます。志望動機は転職活動において重要な役割を担っており、志望先の企業へ自分をアピールできるポイントですので時間がかかってもしっかり作成しましょう。
効果的な志望動機を書けるようになるには、ここからご紹介する5つのポイントを抑えておくことが重要です。
未経験者が最も強くアピールすべきは、制作ツールの習得状況と、実際に制作した作品です。特にAfter Effectsは必須スキルとして、どの程度使いこなせるかを具体的に示すことが重要です。
志望動機の中では使用できるツールとスキルを詳しく記載しましょう。「After Effectsでキーフレームアニメーションを制作」「エクスプレッションで効率的な動きを実現」「パーティクルシステムで複雑なエフェクト」「3Dレイヤーで奥行きのある表現」など、具体的な機能を使いこなせることを示せると、選考で基礎的な技術が身についていることがあぴいーるできます。
また、関連ツールの経験も重要です。「Cinema 4Dで3Dモーションを制作」「Illustratorからのワークフロー構築」「Photoshopでテクスチャ制作」「Premiere Proとの連携編集」など、統合的な制作環境を構築できることをアピールしましょう。
優れたモーションデザイナーには、アニメーションの12原則などの基本理論と、心地よい動きを生み出すタイミング感覚が不可欠です。志望動機ではこれらの理解と実践経験を示しましょう。
「イージングで自然な動きを表現」「アンティシペーションで動きに説得力」「スクワッシュ&ストレッチで生き生きとした表現」「アークを意識した軌道設計」など、アニメーション原理を理解していることを記載します。
実践的な制作経験も重要です。「ロゴアニメーションを20作品制作」「インフォグラフィックス動画で情報を視覚化」「タイトルシーケンスで世界観を表現」「UI/UXマイクロインタラクションを実装」など、多様な表現に挑戦していることを示します。
モーションデザイナーには、優れたグラフィックデザインのセンスと、それを動きで拡張する能力が求められます。静と動の両方の表現力を持っていることを示しましょう。
「配色理論を動きに応用」「タイポグラフィを動的に演出」「コンポジションの原則を時間軸で展開」「ビジュアルヒエラルキーを動きで強調」など、デザイン基礎を動きに活かせることを記載します。
また、スタイルの幅広さやブランディングへの理解も重要です。「ブランドアイデンティティを動きで表現」「一貫性のあるモーションシステム構築」「ブランドガイドラインに沿った動き」など、戦略的なモーションデザインができることを示します。
モーションデザイナーには、複雑なプロジェクトを管理し、クライアントの要望に応える能力も求められます。これらのビジネススキルを持っていることを示しましょう。デザイナーだからと言って、デザインのスキルだけをアピールしていても良いわけではありません。
志望動機では、クライアント対応やプロジェクト管理の能力があることをしっかりアピールしましょう。デザイナーとの円滑な連携や、エンジニアへの実装仕様の共有、プロデューサーとの効果的なコミュニケーションなどの経験を記載すると、チームワークを重視していることをアピールできます。
モーションデザインの世界は常に進化しており、新しい表現手法や技術が次々と登場します。最新技術とトレンドへの関心を持っていることを示しましょう。
「リアルタイム3Dエンジンとの連携」「AR/VRでのモーション表現」「プロシージャルアニメーション」「AIを活用した動き生成」など、先端技術への取り組みを記載します。
表現トレンドへの関心も示しましょう。「液体シミュレーション表現」「グリッチエフェクトの活用」「イソメトリックアニメーション」「ニューモーフィズムの動的表現」など、最新の表現スタイルを研究していることをアピールします。
多くの転職エージェントでは求人の紹介に合わせて履歴書を添削してくれるサービスを無料で受けることができます。面談を通して経験や強みを一緒に整理してくれますし、転職エージェントが紹介した求人に対してであれば担当のカウンセラーが、志望する企業のモーションデザイナーが求められているスキルや経歴を考慮した志望動機を作成してくれます。
未経験職種への転職は企業ごとに対策が異なり、アピールすべきポイントも変わってくるため一人で効果的な志望動機を作成するのは中々難しい部分があります。また、志望動機作成に限らず書類や面接で不安があったり、そもそもモーションデザイナー自体が自分に合った仕事がわからないなどの悩みがある人にも無料で求人紹介や内定までのサポートをしてくれる転職エージェントは便利です。
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これまで志望動機の書き方を紹介してきましたが、それらを実際に反映させた例文を3つ紹介していきます。