最終更新日:2025年7月30日
【例文あり】未経験からUI/UXデザイナーに転職するときの志望動機は?書き方や転職難易度を紹介
バックエンドエンジニアは、Webアプリケーションやシステムの心臓部となるサーバーサイドの開発を担当し、データ処理やビジネスロジックの実装を通じて、サービスの根幹を支える職種です。クラウドコンピューティングの普及、マイクロサービスアーキテクチャの採用、APIエコノミーの拡大により、堅牢で拡張性の高いバックエンドシステムを構築できるエンジニアへの需要は急速に高まっています。
本記事では、未経験からバックエンドエンジニアを目指す方に向けて、採用担当者に響く志望動機の書き方を、具体的な例文とともに詳しく解説します。
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バックエンドエンジニアへの転職を成功させるためには、まずバックエンドエンジニアの役割を深く理解することが不可欠です。職への理解力は志望度の高さをアピールできる簡単な方法であり、欠かせない要素のひとつです。
ここではバックエンドエンジニアの仕事内容や求められる能力について解説していきます。
バックエンドエンジニアは、ビジネスロジックを実装し、データを安全に管理し、高いパフォーマンスと可用性を実現するエンジニアです。バックエンドエンジニアの業務は、API設計・開発、データベース設計、認証・認可の実装、パフォーマンスチューニング、セキュリティ対策、サーバー環境の構築・運用など多岐にわたります。また、マイクロサービス、コンテナ技術、クラウドサービスなど、最新のアーキテクチャへの理解も求められます。
志望動機では、「なぜバックエンドエンジニアになりたいのか」を明確に伝えましょう。「データ処理とロジックの実装に魅力を感じる」「堅牢でスケーラブルなシステム構築に挑戦したい」「ビジネスの中核を技術で支えたい」など、バックエンド特有の魅力への理解を示すことが大切です。
バックエンドエンジニアには、システムの基盤を支える重要な役割があるため、多岐にわたる専門的なスキルが求められます。特に、未経験からこの職種への転職を目指す場合、これらのスキルを体系的に学習し、実際に手を動かして具体的な成果物として示すことが、採用担当者への強力なアピールポイントとなります。
以下に、バックエンドエンジニアに特に求められる主要なスキルを、その重要性と合わせて詳しく挙げます。
これらのスキルは一度にすべて習得できるものではないため、未経験からの転職を目指す場合は、まず一つのプログラミング言語と対応するWebフレームワーク、データベース、Gitを習得し、具体的なWebアプリケーションを制作してポートフォリオとして示すことが重要です。
実際にバックエンドエンジニアとして活躍するにはどれだけの難易度があるのでしょうか、下記の記事ではIT業界に未経験で転職する際の難易度を詳しく解説しています。IT業界に興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
ここではバックエンドエンジニア未経験の方が志望動機を書く際のポイントをいくつか紹介していきます。志望動機は転職活動において重要な役割を担っており、志望先の企業へ自分をアピールできるポイントですので時間がかかってもしっかり作成しましょう。
効果的な志望動機を書けるようになるには、ここからご紹介する5つのポイントを抑えておくことが重要です。
未経験者が最も強くアピールすべきは、バックエンド開発で使用されるプログラミング言語とフレームワークの学習実績です。「これから学びます」ではなく、「既にここまで習得しています」という具体的な成果を示すことが重要です。
学習した言語を明確に記載しましょう。「Pythonでオブジェクト指向プログラミングを習得」「JavaでSpring Bootを使ったREST API開発」「Ruby on RailsでMVCアーキテクチャを理解」「Node.jsで非同期処理を実装」など、言語とフレームワークの組み合わせで具体的に示します。
実際に作ったものを必ず記載します。「RESTful APIを設計・実装し、CRUDoperationsを完備」「認証機能付きのタスク管理APIを開発」「WebSocketを使ったリアルタイムチャットシステムを構築」など、動作するシステムを作った経験をアピールしましょう。
バックエンドエンジニアにとって、データベースの知識は不可欠です。リレーショナルデータベースの設計原理を理解し、効率的なSQL操作ができることを示しましょう。
「正規化を意識したテーブル設計を実践」「インデックスを適切に設定し、クエリを最適化」「トランザクション処理でデータの整合性を保証」「JOINを使った複雑なデータ取得を実装」など、データベースの基本概念を理解していることを記載します。
実際の経験も重要です。「MySQLで在庫管理システムのDB設計」「PostgreSQLで複雑な集計クエリを作成」「NoSQLのMongoDBも学習し、用途に応じて使い分け」など、具体的なデータベース製品での経験を書きましょう。
現代のバックエンド開発では、APIの設計と実装が中心的な役割を果たします。RESTful APIやGraphQLなど、APIに関する理解と実装経験を示すことが重要です。
「RESTの原則に基づいたAPI設計」「適切なHTTPステータスコードの使い分け」「JSONでのレスポンス設計」「ページネーションとフィルタリングの実装」など、API設計の基本を理解していることを記載します。
実装経験を具体的に示しましょう。「Express.jsでCRUD APIを実装」「Swaggerでドキュメントを自動生成」「Postmanでテストを自動化」「CORS設定でクロスオリジン通信を実現」など、実践的なスキルをアピールします。
バックエンドエンジニアには、セキュリティとパフォーマンスへの高い意識が求められます。これらの重要性を理解し、実践していることを示しましょう。
セキュリティについては、「SQLインジェクション対策でプリペアドステートメントを使用」「XSS対策で入力値のサニタイズを徹底」「パスワードのハッシュ化にbcryptを使用」「環境変数で機密情報を管理」など、基本的なセキュリティ対策を理解していることを記載します。
パフォーマンスについては、「キャッシュ戦略でレスポンス速度を改善」「非同期処理で並行性を向上」「データベースコネクションプーリングを実装」「ロードテストで負荷耐性を検証」など、実践的な最適化経験を示しましょう。
現代のバックエンド開発では、クラウドサービスの活用とDevOpsの実践が一般的です。これらへの関心と基礎知識を持っていることを示しましょう。
「AWS EC2でサーバーを構築・運用」「Dockerでアプリケーションをコンテナ化」「docker-composeで開発環境を統一」「GitHub Actionsで CI/CDパイプラインを構築」など、具体的な技術と経験を記載します。
クラウドサービスの活用経験も重要です。「AWS S3で画像ストレージを実装」「RDSでデータベースを管理」「Lambdaでサーバーレス関数を作成」「Herokuでアプリケーションをデプロイ」など、実際に使用した経験を示しましょう。
多くの転職エージェントでは求人の紹介に合わせて履歴書を添削してくれるサービスを無料で受けることができます。面談を通して経験や強みを一緒に整理してくれますし、転職エージェントが紹介した求人に対してであれば担当のカウンセラーが、志望する企業のバックエンドエンジニアが求めているスキルや経歴を考慮した志望動機を作成してくれます。
未経験職種への転職は企業ごとに対策が異なり、アピールすべきポイントも変わってくるため一人で効果的な志望動機を作成するのは中々難しい部分があります。また、志望動機作成に限らず書類や面接で不安があったり、そもそもバックエンドエンジニア自体が自分に合った仕事がわからないなどの悩みがある人にも無料で求人紹介や内定までのサポートをしてくれる転職エージェントは便利です。
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これまでバックエンドエンジニアを志望するときの志望動機の書き方のポイントを紹介してきました。志望動機の書き方について理解したら実際にどのような志望動機を書いていく前に、バックエンドエンジニアを目指す場合のいくつかの志望動機の例文を確認していきましょう。